各ゴンドラは1分間隔で乗降口に到着する。
午前10時から運転をはじめ、30分後に運転を終了することにした。
さて、最大で何人の客が乗ることになるだろう。
単純に計算してしまいそうになるが、ワナがある。
観覧車の仕組みを考えてほしい。
運転開始のときに乗り込んだとして、降りるのはいつだろう。
運転終了時間が決まっていれば、その時間までに降りられない客は乗せないようにするはずだ。
つまり、最後の客が降りる30分後、ほかのゴンドラには客が乗っていないことになる。
運転開始のときにゴンドラに乗った客は、10分後に降りてくる。
それまでは、誰も降りてこないのだ。
そして、10分後から30分後まで、1分ごとに2人ずつの客が降りてくるとして計算できる。
10分後から30分後まで、何回か。
間違えやすいから気をつけて。
答えは「42人」だ。