息子が言った。
「僕は22才になったんだけど、パパはいま何才なの?」
「パパの年かい? そうだね。 パパの年の半分を、お前の年に加えただけさ。」
さて、父親はいくつなのだろう?
ややこしいようだが、冷静に考えてみよう。
「パパの年は、パパの年の半分を、お前に加えただけ」
だから、父親の年からその半分を引けば、息子の年になる。
息子は22才だ。
父親の年の半分と息子の年を足せば父親の年になる、と言っているのだ。
つまり、父親の年の半分と息子の年は、等しい。
父親の年の半分と息子の年が等しいのだから、つまりは、父親の年は、息子の年の2倍である。
答えは「44才」だ。