カップには目盛りがないのだが、他の道具を使わずに、16リットル、9リットルのカップに8リットルずつ分けてほしい。
おなじみのカップ分配パズルである。
最小の手数は15回。
何も考えずにカップからカップへと移し替えていては、なかなか解けない。
重要なのは、カップ同士の差分だ。
考え方は、これまでと同じなのだ。
容量の大きいカップから小さなカップに液体を移すときには、移しきれない分量が出てくる。
ここに注目するのだ。
その分量が、使っている3つのカップの容量と違うということを利用する差分の計算をしてみよう。
16リットルのカップに10リットル、9リットルのカップに6リットルになるようにできれば正解まであと4手だ。
16を9に移す。
9を7に移す。
7を16に移す。
9を7に移す。
16を9に移す。
9を7に移す。
7を16に移す。
9を7に移す。
16を9に移す。
9を7に移す。
7を16に移す。
9を7に移す。
16を9に移す。
9を7に移す。
7を16に移す。