馬Aは2周
馬Bは3周
馬Cは4周
今、スタートラインにABCの三頭が並び、同方向にいっせいに走り出した。
スタートラインで三頭がもう一度並ぶのは何分後か。
あわて者は、これは最小公倍数を見つけるナゾだ!と勘違いしそうだ。
ナゾをよく読んで、頭を整理してみよう。
馬ABCは、それぞれに走る速さがちがう。
その基準は、「1分間」にコースを何週できるか、である。
幸いにして、2と2分の1週などという、半端な馬はいないようだ。
1分間に2、3、4周した馬は、1分後にどこにいるのか。
答えは「1分後」だ。