そこへ風が吹いて、2本は消えてしまった。
またあとで見に行くと、さらに1本消えていた。
そこで風の当たらぬように窓を閉めた。
それからは残りの1本も消えなかったとして、最後まで残ったろうそくは何本か。
簡単そうに見える問題だが、もちろんワナがある。
問題文を再点検しよう。
答えるのは、「最後まで残った」ろうそくの本数である。
まず2本のろうそくが消え、その後に、もう1本消えている。
つまり火が消えたろうそくは何本か。
火が消えていないろうそくは、燃え続けている。
そのまま置いておけばどうなるか。
最後まで残る、とはどういうことだろうか。
もちろん、そこに存在しつづけるということである。
さあて、ろうそくに火をつけたままにしておくと、どうなるかは…
答えは「3本」だ。